「出産で広がってしまった骨盤を何とかしたい!」そんなお悩みを持つ産後ママは非常に多いと思います。
骨盤が広がった状態でそのまま放置していると、身体に違和感を感じるようになったり、太りやすい体質にもなってしまいます。
そこで、ダイエット効果もある、産後ママにおすすめの骨盤体操をいくつかご紹介したいと思います。
産後ダイエットを始めていいのはいつ?
産後すぐであれば、骨盤が緩んでいるので元の状態に矯正しやすいので、なるべく早めに産後ダイエットを行った方が高い効果を得られるのですが、注意点があります。
それは、産後1ヶ月は、身体を回復するための大切な期間ですので、安静にする必要がある点です。
回復するのに個人差があるので、1ヶ月健診が終了し、順調に回復していることを確認できたら行うようにしましょう。
産後1ヶ月後から産後6ヶ月までは体が戻りやすい時期ですので、積極的に産後ダイエットに取り組むことで、元の状態に矯正しやすくなります。
産後体操の前にストレッチから
産後体操を行う前に、しっかりとストレッチを行って身体をほぐしましょう。
1) 仰向けの状態で寝ます。
2) 片方のヒザを両手で抱え、もう片方の足は伸ばし、抱えた方の太ももがしっかりと伸びるようにしましょう。20秒間キープします。
3) 足を変えて同様に行います。
4) 2)~3)を3セット行います。
5) 次は、仰向けの状態で、足裏同士をつけてひし形に足を開き、10秒間キープします。
6) 足裏を外側に向けて、足がWの形になるように開き、10秒間キープします。
7) 5)~6)を3セット行います。
腰回し体操
1) 肩幅に足を開き、腰に手を当てて、正面を向いて立ちます。
2) 左回りにゆっくりと大きく3回します。
3) 同様に右回りも行います。
4) 2)~3)を3セット行います。
この体操で骨盤の歪みがチェックできます。
回しにくい方向に歪みが大きいということになります。
前後屈体操
1) 肩幅に足を開き、正面を向いて立ちます。
2) ヒザは曲げないようにして、腰から曲げるように前屈し、曲がりきったところで5秒間キープします。
3) ゆっくりと元の状態に戻ります。
4) 腰に手を当て、ゆっくりと腰から後ろに倒していき、無理の無い範囲まで倒れたら5秒間キープします。
5) ゆっくりと元の状態に戻ります。
6) 上記流れを3セット行います。
腰浮かし体操
1) 仰向けの状態で寝ます。
2) 足は肩幅に開き、両膝を立てます。腕は手の平側を下にして、身体の横に置きます。
3) ゆっくりと腰を上げ、身体が滑り台のようにまっすぐになるまで腰を上げます。
4) その状態で10秒間キープします。
5) ゆっくりと腰を元の位置に戻します。
6) 上記流れを5セット行います。
レグールを使った骨盤ダイエット
骨盤エクササイズグッズの「スタイルアップ レグール(LEGOOL)」を使ったエクササイズ方法を紹介します。
1) 左右の「L」「R」を確認し、こぶし1つ分の間隔を開けて「レグール」を床に置きます。
2) 「レグール」の上に乗り、膝を曲げないよう直立します。
3) 回転台のスプリングの負荷に負けないよう、お尻の筋肉を意識して足を開きます。
4) 足を開く動作を10回×2セット行います。
まとめ
産後ママにおすすめの骨盤体操をご紹介しました。
産後は早い段階でのダイエットが良いと言われていますが、産後の体は疲れやすく、体調も崩しやすいので無理なダイエットは禁物です。
産後1ヶ月はしっかりと身体を休ませ、無理のない範囲で産後ダイエットを行うようにしましょう。
産後の時期は痩せやすく、脂肪が燃焼され体重が落ちていきやすいので、今回紹介した骨盤体操を毎日の生活習慣に取り入れてあげることで、出産前の綺麗な身体を取り戻せますよ。