骨盤の歪みに効果のある、骨盤矯正運動の方法を紹介します。
骨盤が歪んでいるとどんな影響があるの?
骨盤が歪んでいると、身体に様々な影響を及ぼします。
影響を及ぼすのは骨盤周辺だけでなく、O脚や、膝・股関節の不調、下半身のたるみ、肩こり・腰痛、足のむくみ、新陳代謝の低下などの原因となります。
また、女性特有の症状としては、生理不順や生理痛が現れることがあります。
運動の前にまずはストレッチから
骨盤矯正運動をする前に、まずはストレッチで身体をほぐしましょう。
ストレッチ1
1) 仰向けの状態になり、両足の裏と裏を合わせて膝を開きます。※この時、背中や膝が床から離れないように注意します。
2) 次は仰向けの状態のまま、W字になるように、足の裏を外側に向けて膝を折り曲げます。(アヒル座りのような形)※この時、背中や膝が床から離れないように注意します。
ストレッチ2
1) 横向きの状態で寝て、下側にある方の膝を前に出し、同じ側の手で膝を押さえます。
2) 卍字状になるように上側にある方の膝を90度に曲げ、同じ側の手で足をつかみます。
3) この状態で30秒ほどキープします。
4) 寝る向きを変えて1)~4)を同様に行います。
骨盤矯正体操
ストレッチが終わったら体操で身体を慣らしましょう。
体操1
1) うつ伏せに寝ます。
2) うつ伏せの状態で、お尻を左右にフリフリと揺らします。
3) 1分~2分ほど揺らしたら、左右のお尻を両手でポンポンと叩きます。
体操2
1) 正面を向いてまっすぐ立ちます。
2) 片膝を少し上げて(90度くらい)、そのまま大きく前方へと踏み出します。
3) 踏み出した足を元に戻します。
4) 足を入れ替えて同様に行います。
5) 1)~4)を5回繰り返します。
骨盤矯正エクササイズ
1) 仰向けの状態で寝て、両足の裏を床につき、ひざを立てます。
2) そのままの状態で、腰を無理のない範囲で浮かせます。
3) その状態で20秒ほどキープします。
腰回し運動
1) 足を少し開いた状態でまっすぐ立ち、両腰に手を当てます。
2) フラフープを回すような要領で、腰をゆっくりと大きく右に回します。
3) 同様に左回りで回します。
4) 2)~3)を10回繰り返します。
おしり歩き運動
1) 柔軟体操をする時のように、足をまっすぐ伸ばし、床に座ります。
2) 両腕は胸の前で交差させます。
3) その状態のまま、お尻を交互に出して前へ進みます。
4) 10歩進んだら、10歩下がります。
5) 進む、下がるを5回繰り返します。
骨盤スクワット
1) 足を少しがに股気味に開き、まっすぐ立ちます。
2) 背筋は伸ばし、前かがみにならないようにして、ゆっくりと膝を曲げ腰を下ろしていきます。
3) お尻が脚につかないよう、ぎりぎりまで下ろしたら、ゆっくりと腰を上げていきます。
4) 元の状態に戻ったら、つま先立ちになって背伸びをします。
5) ゆっくりと元の状態に戻ります。
レグールを使った骨盤エクササイズ
骨盤エクササイズグッズの「スタイルアップ レグール(LEGOOL)」を使ったエクササイズ方法を紹介します。
1) 左右の「L」「R」を確認し、こぶし1つ分の間隔を開けて「レグール」を床に置きます。
2) 「レグール」の上に乗り、膝を曲げないよう直立します。
3) 回転台のスプリングの負荷に負けないよう、お尻の筋肉を意識して足を開きます。
4) 足を開く動作を10回×2セット行います。
まとめ
以上、骨盤の歪みに効果のある、骨盤矯正運動を紹介しました。
どれも簡単にできるものなので、ぜひ自宅でやってみてください。
骨盤の矯正だけでなく、肩こりや腰痛、足のむくみなどにも効きますよ。